タイプに応じた、女性のセルフケアを応援する生活のヒントをお伝えします。
四季の移ろいに合わせて、必要なものを取り入れるという「養生」*の考え方を知り、からだとこころをととのえていきましょう。
*養生:生活に留意して健康の増進を心がけること
6月のSunタイプさんは、この時期上手に汗をかけずニキビなどの皮膚トラブルやからだがむくみやすくなりがちです。
そんなときは、熱めのお湯と、リラックス作用のあるぬるめのお湯で交互にからだを刺激する交代浴がおすすめです。
最初に42℃くらいのお風呂に約10分浸かり、その後15~20℃のシャワーを首や肩、背中、腰に浴び、再度42℃のお風呂に5分浸かります。これを5回繰り返してみましょう。
6月は、これまでに始めたことがしっかりと根付くように、からだとこころをととのえる時期です。ここで無理に新しいことを始めると体調を崩してしまうことも。
季節のよいこの時期は、これまでにやってきたストレッチを念入りに行うようにしましょう。
特に、骨盤を構成している腸腰筋のストレッチを念入りに行うことがポイントです。体幹が安定し、からだのバランスもととのいます。
仰向けで横になり、左足を伸ばした状態で右膝を曲げて両手で持ち、引き寄せます。これを15秒間キープすることを左右5回ずつ、週3回程度行ってみましょう。
‟これまでに始めたことを根付かせるとき。
腸腰筋ストレッチでからだのバランスを。”
6月のおすすめ食材はらっきょうです。
気の巡りを良くしてからだをあたためると言われてるらっきょうは、マヨネーズに刻んで入れたり、甘酢で漬け込んでおくと年中食べられて便利ですよ。
また高温多湿のこの時期は、皮膚からの水分発散がしにくいうえに、ついつい冷たい飲み物を摂りたくなってしまうとき。
体内には余分な水分が溜まり、消化不良や胃腸障害が起きやすくなっています。
そんなときは、からだをあたためる作用のあるカレー粉などのスパイスや七味唐辛子、生姜やねぎなどを薬味として料理に加えてみましょう。
‟冷房で冷えたからだには、らっきょうがおすすめ。
カレー粉などのスパイスも◎”
夏は成長の時期です。からだもこころも活動的になる夏は、たくさんのエネルギーを使います。
Sunタイプさんはもともとからだが固くなりやすく、全身へのエネルギー循環が滞りがちに。必要なエネルギーを全身に届けるためにも、この時期はしっかりからだをほぐしましょう。
運動をする際には、からだの内側に意識を向けて呼吸をととのえながら行うことを意識してみてください。
呼吸をするときに、首や肩に余計な力が入っていませんか?
首や肩が力んでいるときは、ツボなどを押してリラックスし、からだをととのえていきましょう。
‟からだの内側に意識を向けてみましょう。
首や肩の力を抜いてリラックス。”