昨年よりワコールCW-Xは滋賀レイクスターズのオフィシャルアンダーウェアサプライヤーとなり、
今回はいよいよ開幕する、B.LEAGUE2018-2019シーズンを目前に、キャプテン狩野祐介選手にチーム・ご自身・CW-Xについてお話を伺いました。
(2018年7月11日取材)
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ー今年もサポートさせていただくことが決まり、改めてよろしくお願いいたします。
昨年につづきキャプテンとしてやることは変わらないんですけど。ベテラン選手が入ってきて考える力や対応力は非常によくなっていると思います。雰囲気も素晴らしいので今はコーチ不在とはいえ、自分たちで盛り上げたり、いい練習ができています。そういった面では、いい一年になっていくんじゃないかなと思いますし、まだまだキャプテンとしてやれることが多いなと実感しています。
ー見た目もそうですが、年齢層が上がったという感じは全くしませんでした。
ベテラン選手とはいえ、元気なのでね(笑)。
ー練習の様子を見学させていただきましたが、じっと立って見ているだけでも汗が流れてきました(笑)。こういう暑い時期は、主にどのようなトレーニングや練習をされているのでしょうか?
試合に向けてとにかくカラダを大きくする。オフシーズンも練習しているとはいえ、毎日練習しているわけではなく、体脂肪が増えてしまっているのでそれを落とします。リーグ戦60試合やってる最中は、筋肉を大きくするのが難しいので7・8月の2か月で、とにかくカラダを大きくするというのが目的になっています。ほんとに毎日みんな「ひーひー」言いながら…午前は練習して午後からはウエイトトレーニングをしています。今シーズンは、昔お世話になったトレーナーが今年帰って来てくれて、足さばきだったり、浜トレなどのアジリティ*というトレーニングもやっています。
※敏捷性を高める。筋トレで鍛えた筋力(パワー)をスピードや瞬発力に活かせるようにするためのトレーニング。
ートレーニングでも、かなり走ったりされるのですか?
そうですね。別のトレーナーがウエイトトレーニングを見てくれて、終わったらすぐアジリティって感じで。今年はすごくボリューミーで、ほんとに足がちょっとツライです…(笑)。
ーでは、昨シーズンとは違ったカラダづくりにも取り組まれているのですね。
はい。カラダの使い方、動き方を学べているので、ケガの予防にもおのずとつながると思います。
ーこの時期はケアしながら、動けるカラダづくりが中心となる訳ですね。 特に意識されていることはありますか?
カラダを大きくするのもそうだし、カラダの動きとか、股関節が固いので、やわらかくするとか。普通に足を広げてペタッとはつくんですけど、太腿の内側が固いって昔から言われているので、もっと柔軟によく動けるようにパフォーマンスがあがれば…と。普段ひざとかも痛いんで、ひざに負担をかけない動き方もそうですし…プレー面では、「必ずシュートを打つ」ことですね。
ーもともと、ひざに不安が?
そうですね。小学校の時に身長が伸びすぎて。1年間に17cmくらい伸びちゃって。それでひざが悪くなって、筋肉が追いつかなくって。
ー試合を拝見させていただいた限りでは、そのようには見えなかったのですが…。
そこまでではないんです。試合や練習の時はアドレナリンが出てるんで。外の気温によって変わるんですよね。雨が降る日とか気温の変化でひざの痛みが出るので。
ー狩野選手の印象は、“カラダや身につけるものへのこだわり”がすごく強そうです。カラダのコンディショニングという面では、健康グッズ等も取り入れられていますよね。
首につけるものやマットなどは、つけたことによってパフォーマンスも正直上がりました。
それをみんなにも教えたら「いい」という人もいましたし、僕自身は合うものはずっと使いたいと思います。やはりプロである以上結果を残さなくちゃいけないので。自分が「いい」と思ったものはどんどん使って、それを僕からみんなに発信しています。
ーそんな狩野選手に使っていただけて光栄です。正直、これまでプロバスケットボール選手との接点がほとんどなく、まずはサイズが合うかどうか…が何より心配でした。昨年の夏に初めてフィッティングをさせていただきましたが、CW-Xはもともとご存じでしたか?
いや、知らなかったです。もしかしたら提供していただけるかもという話を聞いて、家に帰って嫁に伝えたら、「えっ、ワコールって下着のじゃないの?」っていうのが始まりでした(笑)。
ーそうですよね(笑)。では実際に着用いただいたCW-Xの第一印象はいかがでしたか?
今まで他のメーカーのものを着用させていただいていても、僕個人は重さを気にしちゃうんですよ。例えば、ケガしたときにするテーピングすら嫌で。偏平足なんですけど、偏平足の人って中敷きを変えるんですね。その中敷きの重さが嫌で。ほんとはちゃんとしたもの、自分に合ったものを使いたいんですけど、多少の重さでもプレーの質が変わっちゃうんですよね。とにかく重さをめちゃくちゃ気にするんです。バッシュとかもその影響で、ずっともう小学校の時から同じ種類を履いてるんですよね。
ーすごいこだわりですね!
一時期、大学が契約していたメーカーのものを履いていたんですけど、すぐ替えて戻して、自分に合ったものを何十年と使っているんですよ。重さだとか雰囲気だとか、そういうのを一回気にしちゃうとずっと気にしちゃうんで。 そういった面でCW-X(股関節用 ガード)を実際初めてはかせていただいた時、軽くて。骨盤がちゃんとホールドされているにも関わらず、軽かったんです。はいている感じがしなかったんで、こりゃいいと思って。気に入って。
ーありがとうございます!他にも防寒対策などで「スタイルフリーボトム」というロングタイツを着用してくださっていましたよね。
練習中とか。バス移動の時とかも。今までは、メーカー名を忘れたんですけど、ひざ下のロングソックスを使っていました。やっぱりずっと何時間も乗って移動するんで、血が下にいっちゃうんです…バスだとずっと足を上げてるんですけど。CW-Xを提供されてからは、ロングタイツをはくようにしています。はくときと、はかないときでは、降りた時の足の感覚や重さが全然違うんですよね。次の日の朝起きた時も、試合の時の足の感じも全然違うんで。
ーすぐにSNSで着用感をアップしていただき、「本当に気に入ってもらえたんだ」と伝わってくるものがあり感激でした!今シーズンもこのCW-Xをご愛用いただけますでしょうか?
そうですね。できれば長いのも試合中にはきたいですね…。
ー光栄です!では、最後に狩野選手からみなさんへのメッセージをお願いします。
個人的には、また今シーズンもキャプテンをやらせていただいて“よりよいチームをつくる”というのが目標です。チームとしては去年、その前年の勝ちをプラス3勝しかできなかったので、今シーズンは60試合ある中で 5割の30勝以上はいきたいと思っています。大幅にメンバーも変わりましたし、おそらくチームもそういった意識があります。その中で何が大事かって言ったら、やはりコミュニケーションです。今シーズンは平日夜の試合が8試合あり、ブースターのOLさんやサラリーマンの方達は仕事帰りに観に来てくださる試合が多くなっていいのですが、僕たち選手にとってはとてもハードです。そのハードなところをどう戦っていくかは、日頃のコンディションがとても大事です。食べ物など私生活も大事になってきます。それ以外のところは、どうリカバリーするとか、どうプレーにもっていくかになれば、やはりCW-Xのコンディショニングウェアを使用してということが重要になってくると思います。僕自身も、実感していて「はく日」と「はかない日」とではコンディションが全然違います。ウェアを提供していただいていることに感謝しつつ、しっかりとCW-Xのウェアを着て活躍すれば、おのずと僕たちも上にいけるだろうし、恩返しができると思うので。個人としてもチームとしても成長できるように、一丸となって戦っていきたいなと思っています。
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▼狩野選手プロフィール
プロフィール
狩野 祐介(かりの ゆうすけ)
生年月日1990年4且18日(28歳)
身長:184cm
体重:80kg
血液型:B型
出身地:福岡県飯塚市
背番号:32
ポジション:シューティングガード
福岡県飯塚市 福岡第一高校 東海大学 出身
U-18日本代表
2007年
ウインターカップ準優勝
2008年
全国高校総体準優勝
ウインターカップ準優勝
2012年
全日本大学バスケットボール選手権大会準優勝
2012年
全日本大学バスケットボール選手権大会優勝
2013年
東京エクセレンス入団
NBDLオールスターに出場、プレイオフMVP・新人
王獲得
2014年
NBDLオールスターに出場
3ポイントシュート成功率リーグトップ
2015年
NBDLオールスターに出場
2016年
滋賀レイクスターズに移籍
ウイリアム・ジョーンズカップ日本代表メンバーに選出
2018年 5月
Bリーグ個人通算1000得点達成