寝ごこちのよいパジャマのひみつ
あなたは毎日、ぐっすり眠れていますか？ ぐっすりの語源は「グッド・スリープ」という説もあるようですが、数字の語呂合わせで「ぐっすりの日」と言われているのが、９月３日の「秋の睡眠の日」。そして、その日を含む前後1週間（８月２７日〜９月１０日）は「秋の睡眠健康週間」だそう。これから秋の夜長へと向かう時期でもあり、良い眠りを考える絶好の機会ですね。今回は、ここちよい眠りへと誘ってくれそうなパジャマとナイト用ブラをご紹介しましょう。
眠りへのスイッチを入れる効果的な方法のひとつは、ゆったりしたパジャマに着替えること。秋のおすすめは、肌ざわりのここちよさにこだわった睡眠科学のパジャマです。希少な超長綿をゆっくり丁寧に紡ぎ、なめらかでやわらかい上質な風合いに仕上げた「天綿®」を使用。表面はワッフル調、肌側はフラットに編み立てることで、通気性がよく、肌あたりのやさしい軽い着ごこちに。そのとろけるような感触を、毎日がんばっている自分へのごほうびにしてみては？
また、眠る前は、なるべくココロの中もふんわりゆるめて、ここちよく睡眠モードに入っていけたらいいですね。その日にあった「小さないいこと」を思い出したり、好きなものや懐かしい風景を思い浮かべたりしていると、スムーズに眠りにつけると聞いたことがあります。要は、穏やかな気持ちになれる「自分だけの夢の世界」に没入することでしょうか。静かな音楽やリラックスできる香りのちからを借りてもいいかもしれません。
「これを着ると楽しい夢が見られそうだな」と思うのが、ツモリチサト スリープのパジャマです。今シーズンのプリント柄は、プリンセスＣというお姫様の物語がテーマ。森を抜け、子鹿たちのいる草原にたどり着いたプリンセスＣは、子鹿と一緒に遊んでいるうちに疲れて眠ってしまうのだとか。まさに懐かしくて可愛らしい夢のような世界ですね。子どものころに戻ったように、すやすやと眠れるのではないかと期待が高まります。
レーシィなナイトアップブラで美しい夢を
さて、パジャマとともに、就寝時のアイテムとして外せないのが、仰向けで寝ているときも、横向きで寝ているときも、バストが流れないように独自の構造でサポートしてくれる『ナイトアップブラ』です。バストを包みこむようにささえて適正な位置に安定させることで、睡眠中のバストの不快感をやわらげ、ここちよい眠りへ。その安心感は、ナイト用ブラの習慣がなかった時代がもはや思い出せないほど。デザインもどんどん進化しているようです。
ワコールブランドから出ているレーシィタイプのナイトアップブラは、安定したサポート力に加え、フェミニンなデザインと色バリエーションが魅力。やさしい肌ざわりはもちろんのこと、カップ内側には不織布が使われ、バストトップがひびきにくいのもいいですね。レースの柄にいたっては、『眠れる森の美女』（シャルル・ペロー童話集/村松潔訳/新潮文庫）で、100年の眠りを外敵から守ったお城の森を思わせるロマンチックさです。
『眠れる森の美女』を読むと、眠っていた王女が「とても豪華な正装」＋「コルセット」をしていたことがわかります。彼女をベッドから起こした王子は、ひだ襟が付いた服を見て「まるで自分のお祖母さんの服みたいだ」とひそかに思うのでした。ひだ襟とは、エリザベス一世の肖像画などに見られる、ひだを寄せた大きな襟飾りのこと。この童話の初版は1697年ですが、王女が着ていたのは、その年の100年前に流行した古風なファッションだったというわけです。
はたして、ここちよく眠れていたのかと心配になりますが、善良な仙女が「快い夢想にふける楽しみ」を与えていたようでほっとしました。就寝前は、パジャマやナイト用ブラがある時代に感謝しつつ、懐かしい童話でリラックスしてはいかがでしょうか。「すやすや部」というサイトには、「すいみんコラム」や「すやすやレシピ」など、良質な眠りのヒントが満載。パジャマが当たる投稿企画もありますので、チェックしてみてくださいね。それでは今夜も、よい夢を！
睡眠科学
https://www.wacoal.jp/pw/suimin/
ツモリチサト スリープ
https://www.wacoal.jp/pw/tsumori/
ワコール ナイトアップブラ
https://www.wacoal.jp/nightbra/index.html
すやすや部
https://www.wacoal.jp/pw/suyasuya/
