タイプに応じた、女性のセルフケアを応援する生活のヒントをお伝えします。
四季の移ろいに合わせて、必要なものを取り入れるという「養生」*の考え方を知り、からだとこころをととのえていきましょう。
*養生:生活に留意して健康の増進を心がけること
4月は、これからの活動期に向けて、からだを準備する時期です。今のうちに心身をととのえておきましょう。
つい頑張りすぎてしまうSunタイプさんは、過度な緊張状態が続いている可能性大。このままではからだが硬くなり、血液や酸素など体内の循環が滞ってしまう可能性があります。
その流れをスムーズにするためには、一定のリズムで歩くことが大切。日光を浴び、1日15分を目安にウォーキングをしてみましょう。
4月は春の終わりの季節です。春が始まった2月頃から無理を重ねたからだに、こころが追い付かずバランスが崩れ始める時期です。
最近、怒りをコントロールできずにイライラすることはありませんか?からだの状態はこころにも影響しますし、こころに抱えたストレスがからだをかたくするなど双方が作用し合っています。
今日は大変な日だったなと感じたら、おなかにボールを抱え込むように背中を10秒間伸ばす運動を、お風呂上がりに10回程度やってみましょう。
からだがゆるみ、心もリラックスできますよ。
‟からだが疲れていると、気分も沈みがち。
からだをゆるめてこころもリラックス。”
4月のおすすめ食材は新キャベツです。
胃の働きを促進し、傷んだ粘膜を修復するキャベツは年中食べたい食材ですが、旬のこの季節は柔らかい新キャベツを生食でおいしくいただくのもおすすめです。
憂鬱な気分の時は、香り野菜のセロリや三つ葉、グレープフルーツなどの柑橘類を摂り入れ、気分を切り替えてみましょう。
また、この時期旬を迎えるあさりは血を補ってくれる優秀食材。お味噌汁の具としていただくのもいいですね。
‟旬の新キャベツで胃の働きをととのえましょう。
憂鬱な気分のときは香り野菜を。”
春は1年の始まりです。寒さでこり固まったからだをほぐし、活動する準備を始めましょう。
まずは、全身の筋肉にエネルギーを届けるイメージで、ゆったりと呼吸をしてください。その際、筋肉のかたさを感じるところがあれば、エネルギーが届いていないかもしれません。
そんなときは、ツボを押して筋肉をゆるめながら、からだの隅々までエネルギーを届けるようにしてみましょう。
そうすることで自律神経が徐々にととのい、からだのスイッチが「ON」に。
春のスタートが気持ちよく切れるように、定期的にからだを動かしてみましょう。
‟呼吸とツボ押しで筋肉をほぐす。
鼻から吸って口から吐く呼吸を心がけて。”