タイプに応じた、女性のセルフケアを応援する生活のヒントをお伝えします。
四季の移ろいに合わせて、必要なものを取り入れるという「養生」*の考え方を知り、からだとこころをととのえていきましょう。
*養生:生活に留意して健康の増進を心がけること
5月は、夏の始まり。春にまいた種がいよいよ成長する時期です。
生活リズムの影響を受けやすいAirタイプさんは、辛いものの食べ過ぎや水分の飲み過ぎでからだがむくんでいませんか?
脂肪分の多い食材や揚げ物などは、消化に時間がかかります。
この時期はチョコレートやケーキなどの糖分の多いもの、また、コーヒーやアルコール、柑橘類などの摂りすぎに注意しましょう。
5月は夏の始まりです。からだの動きも活発になり、新しいことを始めるのにもいい時期です。
物事をスタートさせるときは、エネルギーもたくさん消費しますが、不足してしまうとからだやこころに不調が起きやすくなります。
この時期に注目したいのは、「トリプトファン」と呼ばれる必須アミノ酸。
自律神経のバランスをととのえ、気分を安定させてくれます。
トリプトファンは、大豆やレバー、ナッツなどにたくさん含まれています。直接摂取したり、副材や調味料として使ってからだをととのえていきましょう。
‟エネルギー不足を補い、からだの調子をととのえてくれる食べ物とは?”
5月のおすすめは梅サワードリンクです。
梅サワードリンクは梅・酢・砂糖を同量瓶に入れ1か月置くだけで手軽に作れます。梅は体に潤いを与え、喉の渇きを癒すといわれています。
からだがだるく感じるときには、梅料理を1つ食卓に入れてクエン酸等で疲労回復を促してみましょう。
作る時間がない方は、梅肉や梅酢を使った料理で梅を補給してもOK。
また、これから旬を迎える山椒もおすすめ。
山椒のさわやかな香りが胸のつかえをすっきりとさせて、からだの余分な湿気を追い払っておなかをあたためてくれます。(のぼせる人は控えめに)
‟小梅を使ったオリジナル梅サワードリンクで疲労回復とからだに潤いを。”
夏は成長の時期です。からだもこころも活動モードになりますが、春からずっと頑張り続けてきた心身に疲れも出てきます。
この時期は、あれこれと考えを巡らせずに、頭の中をできるだけ空っぽにして、ただただ楽しく動く時間を大切にしてみて。
頭を無にして動くことは、やってみると意外と難しく感じるかもしれません。
そんなときは、リズムを保ちながら楽しく動くだけでOK。
お気に入りの歌を口ずさみながら、メロディに合わせて歩いたり呼吸して、こころのおもむくままに動いてみましょう。このとき歌のテンポは早すぎないのもポイント。
‟リズムにのせてからだを動かしてみて。
頭の中が空っぽにできると◎”