タイプに応じた、女性のセルフケアを応援する生活のヒントをお伝えします。
四季の移ろいに合わせて、必要なものを取り入れるという「養生」*の考え方を知り、からだとこころをととのえていきましょう。
*養生:生活に留意して健康の増進を心がけること
4月は、これからの活動期に向けて、からだを準備する時期です。
そんな時、こころに不調があると、からだが硬くなったり、栄養が吸収しにくくなるなどバランスが乱れやすくなります。
Waterタイプさんは、心身をリラックスさせるためにもまず筋肉を刺激してみましょう。
具体的には、階段などの下りの運動。ほどよい負荷がかかります。下りだけはエスカレーターではなく階段を使うなど、意識してみましょう。
4月は、春の終わりの季節です。春から蓄えてきた基礎体力をさらに強くするためにも、食べ物と運動の両方から筋肉にアプローチしましょう。
まず食べ物で意識したいのは、筋肉をつくるうえで重要な栄養素、「ロイシン」。鶏肉や卵、牛乳などを多めに摂ることを心がけてみましょう。
運動は、からだの安定性が高まる体幹トレーニングがおすすめ。四つん這いになり、からだをまっすぐ固定したまま、右手と左足を左右交互に上げて10秒間維持するハンドニーが体幹を鍛えます。1回につき5回程度、週に2日行って筋力アップ!
‟安定感のあるからだをつくるため、食事と運動から筋肉にアプローチ。”
4月のおすすめ食材は、新ごぼうです。
柔らかい新ごぼうが手に入ったときはきんぴらにしてみましょう。
あたたかくなるこの時期は、熱をもった吹き出物や便秘などお肌のトラブル改善に◎。
ただし、ごぼうにはからだを冷やす作用もあるので、きんぴらにするときなどは唐辛子を一緒に。
また、この時期旬を迎えるあさりは血を補ってくれる優秀食材。お味噌汁の具としていただくのもいいですね。
‟新ごぼうでお肌のトラブルや便秘の対策に。
唐辛子を入れたきんぴらがおすすめ。”
春は1年の始まりです。冬の間はからだがかたくなり、体力の低下を感じて何をするにも億劫になりがちです。
まずは首や肩の筋肉をゆるめて、脳にエネルギーが届きやすい状態を作り、からだを目覚めさせましょう。
次に、呼吸をスムーズに行えるように、背骨をさまざまな方向へ動かし胸まわりの筋肉をストレッチします。
胸まわりの動きが良くなると、呼吸がしやすくなり、エネルギーがからだ中に行き渡るので、春の良いスタートが切れます。
‟胸まわりの筋肉を動かして呼吸をスムーズに。
からだを目覚めさせ春の良いスタートを。”